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2015/02/13

本色々

いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫)いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫)
(2014/11/21)
ダフネ・デュ・モーリア

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ダフネ・デュ・モーリアの短編集「いま見てはいけない」を読みました。
オカルトが原因かと思ったら、人為的な事件だった
バットエンドかと思ったら、ハッピーエンドだった
みたいな感じで、途中からガラッと話しの雰囲気が変る話ばかりで
展開が読めず面白かったです。
小説を読んでいていて、結末がなんとなく分かってしまうと
途中で読む気がしなくなります。

個人的に「真夜中になる前に」という話が一番好きです。
絵を描くのが趣味の教師が、絵を描くためにギリシャを訪れます。
海に面した景色の良いコテージに宿泊するが
その部屋は、以前泊っていた客が夜の海で溺死していた…。
ホテルに泊る謎の金持ち夫婦、ホテルの部屋に残された
「真夜中になる前に」という謎のメモ。
暗い海の底からよくないものがやって来るような
不気味な雰囲気がたまりませんでした!!




最初の舞踏会 ホラー短編集3 (岩波少年文庫)最初の舞踏会 ホラー短編集3 (岩波少年文庫)
(2014/11/28)
不明

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以前ご紹介した、「八月の暑さの中で」の仲間で、ホラー短編集第三弾です。
同シリーズ「八月の暑さの中で」 「南から来た男」が英米ホラーなのに対して
「最初の舞踏会」は仏ホラーで、翻訳者さんも違います。
個人的に「八月の暑さの中で」と「南から来た男」のほうが好みです。
「最初の舞踏会」は他の2作品に比べて、奇怪でグロい話が多く
ちょっと大人向けな印象を受けました。

最初の舞踏会に収録されている作品の中では
だんとつで「イールの女神像」メリメ著
(本によってはビーナスの殺人というタイトル)
が面白かったです!!!翻訳者さんもあとがきで書かれていますが
不気味な事件が起こりそうな雰囲気が
じわじわと盛り上がってくるのが凄く良い!
あまりにも好みだったので
岩波文庫「メリメ怪奇小説選」(杉 捷夫訳)
に収録されているバージョンも少し読んでみたんですが
「最初の舞踏会」(平岡 敦訳)版のほうが
文章がまろやかな感じで読みやすかったです。


★「イールの女神像」簡単なあらすじ(ネタバレあり!)
スペインの田舎でビーナスのブロンズ像が出土。
同時期に村の有力者の息子が結婚式を挙げることになっていた。
息子は結婚式前にポーム(テニスにた球技)に興じるが
プレーの邪魔になる婚約指輪をビーナス像の薬指に嵌める。
すると指輪がビーナスの指から抜けなくなってしまった。
仕方がないので、代わりの指輪で式をすませる。
そして夜、花嫁の待つ寝床にむかうが
寝床で待ち構えていたのは、ビーナス像だった…。
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