--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2012/01/16

バジル氏の優雅な生活

バジル氏の優雅な生活 (第1巻) (白泉社文庫)バジル氏の優雅な生活 (第1巻) (白泉社文庫)
(1996/12)
坂田 靖子

商品詳細を見る


文章を書く練習ついでに
去年ハマった漫画のレビューを書こうと思います。
作品は坂田靖子先生の「バジル氏の優雅な生活」です。
箇条書きを多用しています。
読みにくかったら申し訳ないです。


*あらすじ
英国社交界一のプレイボーイ、バジル・ウオーレン卿。
一度恋した女性の顔と名前はだれ1人として忘れない。
そんな彼のまわりにはいろんな人が集い
素敵な出来事がおこる。
(文庫版1巻より引用)

プレイボーイな英国貴族、バジル氏が
事件を解決したり、恋のキューピット役をしたり
といった感じの作品です。
バジル氏の言動がスマートで素敵です!
この作品は、自信を持って人にオススメ出来ます!

*バジルシの友人達
議員のウォールワース、売れない画家のハリー
詐欺師のアーサー(友人?)などなど、個性的な人々がいます。
個人的にお気に入りなのは以下の2人です。

★頑固で熱血なウォールワース
要領のいいバジル氏と正反対なので
放っておけないというか
頑張れ!と応援したくなるキャラですw

★変わり者のサザビー
針がない時計を置いていたり、呼び鈴が鐘楼の鐘だったり
手紙に鴨の剥製(死体?)を添えて寄こしたりする変わり者。
おおらかで、細かいことを気にしなさそうな雰囲気を漂わせている
サザビーが好きです。
後、ペットの犬オーディンも可愛くて好きです!

★レデイ・ビクトリア
別名、変人ビクトリア。強運の持ち主。
好奇心旺盛でアクティブな女性。
前向きで明るく懐の広いビクトリア嬢は憧れます!
私もこんな素敵な女性になりたい…。

*好きな物語
以下、個人的に好きな話を語らせて頂きます。
文才がない&理解力が無いので
深い話は出来ません、それでも良いという方はご覧下さい。
ネタバレを含みます。


★ランスロットの遺産(文庫版5巻に収録)
物凄く簡単に説明すると、トレバーにはリーズという妻と
エイクという友人がいました。
トレバーは妻のリーズを愛していました。
リーズはエイクが好きでした。
エイクもリーズのことが好きでした。
でも、リーズとエイクは、トレバーに遠慮して
自分の気持ちを隠していました。
トレバーは二人の気持ちに気がついていて
わざとリーズに辛く当たり
自分と別れエイクの下へ行くように仕向けます。
トレバーの作戦通り、リーズとエイクは結ばれます。

凄く切ない話なんです。
私、切ない話とかロマンス系の話は苦手なんですが
坂田先生の話は、台詞とかが凄く良くて好きです!
トレバーはバジル氏にこう言います
「アーサー王は自分の王妃と騎士ランスロットの仲を
許すべきだったんだ そうすれば3人のうち少なくとも
2人は幸福にんったんだ(中略)そうすればのこったひとりだって
そのううち何かのまちがいで幸福にならないとも
限らないじゃないか」

トレバーは、もっと穏便なやりかたで
2人が結ばれるようにすればよかったのに…と思いました。
でも、穏便なやり方だと、2人がトレバーに気を使って
なかなか素直になれないのかな?

*騎士ランスロットと王妃(アーサー王伝説かなり省略)
ランスロットとアーサー王の王妃は
親密な関係でした。
そのことを知ったアーサー王は王妃を処刑しようとします。
処刑される寸前で王妃はランスロットに助けられ
駆け落ちみたいなことになります。
結局、アーサー王とランスロット達は和解することなく
アーサー王は亡くなり王妃とランスロットは出家して
2人は二度と会うことはありませんでした。


★月の階段(文庫版4巻に収録)
婚約者の女性に裏切られ、人間嫌いになったマックス。
使用人たちも主人の目に触れないように
仕事は夜間に行います。

最近、マックスの様子がおかしい
どうしたら良いのか?という相談を
マックスの使用人から受けたバジル氏は
彼の屋敷を訪ねます。
マックスはバジル氏の訪問に嫌な顔をしますが
一晩だけ泊めるが月が出たら12時過ぎには部屋を出てはいけない
と言います・・・。

とてもロマンチックな話です。
マックスとの約束(12時過ぎたら部屋を出ない)を守ったバジル氏は
彼から、事の真相を聞きます。
「妖精が出てくるんだ、月の晩に
そうして誰かに見られたら二度と会えなくなるのさ」

月夜の晩になると、なにか物音がします。
うるさいで注意しに行くと
月明かりの元で、窓を磨くメイドの足音でした。
主人の姿に気がつき怯えるメイド
その姿がおかしくて、無言で側に立つマックス
怯えながらもひっしで窓を拭くメイド
マックスはそれから月夜の晩になると
メイドの側に行くようになりました。
メイドも段々とマックスに慣れてきて
彼の存在を無視して黙々と窓を拭くようになりました。

やがてマックスはメイドに恋をします。
しかし婚約者に裏切られ恋に臆病になった彼は
メイドは実は嫌な女なんだと自分に言い聞かせて
自分の気持ちを偽ろうとしたり、メイドが本当に妖精だったら
自分の下にずっと居てくれるのでは…と考えたりします。

そこでバジル氏が一肌脱ぎます。
実はメイドもマックスのことが好きでした。
そのことをマックスに告げます。
すると彼はメイドにプロポーズし二人は結ばれました。

御伽噺みたいな素敵な話だと思います。
坂田先生の作品は、人物の心理描写が丁寧だと思います。
この作品も、マックスの恋の悩みが丁寧に描写されています。
一度裏切られても、また立ち直れるという
希望が湧いてくる作品だと思います。


上記の作品意外にも
ミステリータッチの「ウォールワース君の休日」
(ロンドンに盗賊アリババ登場!含みのある会話のやり取りがスリリング!)

同じくミステリータッチの「サマー・ゲーム」(文庫1巻収録)
(名馬の所有者6人が次々と謎の死を遂げる)

ロマンス系の「老婦人の夏」(文庫2巻収録)
(愛と憎悪の板ばさみ。複雑な話)
なんかも好きです!
スポンサーサイト
| Comments(0)
Comment

管理者のみに表示
« 神曲 | HOME | タイトルなし »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。