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2011/09/05

短編集

名短篇ほりだしもの (ちくま文庫)名短篇ほりだしもの (ちくま文庫)
(2011/01/08)
不明

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短編集を読んで、自分好みの作家さんを発掘するのが好きです。
まだ半分ほどしか読んでいませんが
「名短篇ほりだしもの」という本の中に
電車を乗り過ごしてしまう程、夢中になった話がありました。

石川桂郎さんの剃刀日記シリーズです。
床屋さんとその周りの人々の話です。

特に「少年」と言う話が印象的でした。
物凄く簡単に説明すると、ある男性が、自分の人生を狂わせた
一族に復讐する話です。手の込んだ復讐と言うか
物凄く後味は悪いです。でもなぜか惹かれる話です。
(あくまでフィクションだと割り切れるから)
復讐される側も可哀相だけど、復讐する側も悲惨。

以下、少年ネタバレ(後味が悪いです。閲覧後、不快な気分になっても責任は取れません。)
復讐する男性は、初婚で騙され
名家の知的障害女性と結婚します。(新婚初夜で知的障害と分かる)
3年後女性は死に、女性の妹を後妻として娶りますが
その女性はお腹に外国人の子を宿していました。
さらに2人の子供が生まれますが
2人の子供は男性と血のつながりがない子
(後書きの解説によると男性は一度も後妻と床を共にしていない)
後妻は男関係にだらしない女性だった。

人生を狂わされた男性は、自分を騙した名家の人々に復讐するために
定職につかず家のお金を湯水のように浪費し
お金が底をついた時、後妻と3人の子供と一緒に心中します。

男性は、初めて結婚した日に、復讐を決意したそうです。
何年もの間、復讐するためだけに日々を過ごしてきたのかと思うと
恐ろしい執念です。

これらのことが、床屋さん(復讐男性とは知り合い)の回想視点で
淡々と書かれています。
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