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2010/12/06

追体験

最近読んだ「怖い絵で人間を読む」という本で
ゴヤ「わが子を喰らうサトゥルヌス」が紹介されています。
この作品は、戦争や異端審問などの残酷な光景を目の当たりにし
心に傷を負ったゴヤが、別荘に閉じこもり
別荘の壁に直接、絵の具を叩き付けるようにして描いた
黒い絵と呼ばれる、十四作品のうちの一枚だそうです。
どの作品も、陰惨さと迫力に満ちているそうです。
この作品達は、誰かに見せるためではなく
ゴヤが自分自身のために描いたそうです。

ゴヤは、悲惨な絵を描くことにより
地獄を追体験して、自己治癒をはかったそうです。
別荘に閉じこもってから四年後、ゴヤは十四作品を別荘に残し
ボルドーへ旅立ったそうです。ボルドーでは穏やかな絵を描き続け
八十二年の生涯を終えたそうです。

自分とゴヤを比べるのは、おこがましいのですが
気持ちが沈んでいるときほど
ホラー映画(グロ・エロ無しが好きです)や怖い話が
異常に見たくなるのは、地獄を追体験して
自己治癒をはかるという作業みたいなのかな~と思いました。
今より精神的にやばかった時期は、毎日ホラーサイト巡りをしていました…。

「怖い絵シリーズ」や「怖い絵で人間を読む」は
グロテスクで怖い絵も含まれていますが
一見、楽しげで華やかな絵でも
時代背景や画家、モデルの置かれていた環境などを考えると
恐ろしい…というように
見た目が恐ろしいだけの絵を集めた本ではありません。
とても読みやすく、絵について丁寧に解説されていて
個人的にお勧めです。
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| Comments(3)
Comment
こんにちは!
怖い絵を見たり描いたりすることで追体験を図る…という事があるんですねぇ。
凄く興味深く思えました。
自分も怖い絵を見るのが何故か好きですがw、
怖い物を見る事は少なくとも自己治癒的な要素も含まれていたんだなぁと初めて知りました。
不気味で不可解な絵ほどどんな意味合いが篭められているのかと気になってしまいますし、なぜか引き込まれるものがありますよねぇ…。
NHKで見たのですが中には自傷系アートと呼ばれる作品もあり、
同じ痛みを持った人に共感を得ているという特集がありました。
なんというか…、怖い絵は作者と共感できるほど癒されるというか不思議な感覚になります…w

ホラー映画は怖くてあまり見てないのですがCUBEやSAWが好きですw
オリオンさんはどんな映画をみてらっしゃたのかと興味があります!
No title
YRNさん、ようこそ~!
コメントありがとうございます(^^)

>怖い絵を見たり描いたりすることで追体験を図る…
TVの受け売りなんですが、人はなぜ
お化け屋敷に行きたがるのかというと
生きていくために必要な「恐怖」という感情を忘れないためだそうです。
怖い絵を見たくなるのは、恐怖という感情を忘れないため、という意味もあるのかもしれませんね~!

ゴヤの直接壁に絵の具を叩きつけるようにして描くという行為は、自分の中の黒いものを壁に叩きつけ吐き出す
絵に黒い感情を閉じ込めるというような意味があったのかもしれませんね。

>不気味で不可解な絵ほどどんな意味合いが篭められているのかと気になってしまいますし、なぜか引き込まれるものがありますよねぇ…。
YRNさんの意見に、激しく同意です!!!
絵に込められた意味を考えるのも楽しいですよね!

私は、ベックリンの「死の島(http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/9957/art2.html)」を見ていると、気持ちが落ち着きます。
暗い背景、ぼんやりした静かなタッチのせいでしょうか?

>自傷系アート
これは知らなかったです!
調べてみたところ、松井冬子さんという方が
描かれているのでしょうか?
苦痛などを連想させる作品が自傷系アートというのですね!

>怖い絵は作者と共感できるほど癒されるというか不思議な感覚になります…w
絵の中のモデルが感じでいる不安や怒りなどの感情と
自分の感情がリンクすると凄く惹かれますね!!
後、風景画などを見て、まるで自分の心情風景のようだと思うことがあります!

お勧めホラー映画
すみません!
長くなるので、二分割しました!

>オリオンさんはどんな映画をみてらっしゃたのかと興味があります!
わ~~そう言って頂けると、嬉しいです(*^^*)
SAWやCUBEは私も見ました!
CUBEを見た後に、目が覚めたら
CUBEみたいな所に監禁されていたら怖い!!と思いました!
SAWも怖くて面白かったです!

私の個人的にお勧めをご紹介させて頂きますね♪
結構地味なホラーが好きですw
あらすじは、loreからの引用になります。

★チェンジリング
http://nine.nicovideo.jp/watch/sm1595131?mypage_history
1980年カナダ製作の映画です。
妻子を交通事故で亡くした作曲家の男性が
古い屋敷に引っ越します。
屋敷で様々な怪現象がおきたため
交霊術を行うと意外な事実が・・・。

物悲しい音楽と雰囲気が最高です!
DVD化されていないのが残念です!
ニコ動のリンクを貼りましたので
宜しかったらどうぞ!
グロ表現はありません。

★シャイニング
原作はホラー作家の大御所スティーヴン・キング。
約25年以上前にキューブリック監督により作成されました。
超能力シャイニング(予知能力?)を持った少年が
両親とともに冬の間だけ閉鎖される豪華ホテルの管理を任されます。
そのホテルには恐ろしい過去が…。

古い映画なんですが、全然古臭さを感じさせません。
インテリアがとてもハイセンスでホラー映画で
初めて映像美を感じた作品です。
徐々にに狂っていく、お父さん(ジャック・ニコルソン)が怖いです!
グロ・流血表現ありです!

★パラノーマル・アクティビティ
平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。
しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。
少女の頃から不可思議なことが起こり続けているケイティは
その原因が自分にあるのではないかと感じていた。
彼女の恋人であるミカは自分達の家に起こっている
“何か”を突き止めるため
生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。
真夜中、2人が眠りについた後、何か起きているのか―。
ビデオには衝撃の映像が映っていた・・・。
(アマゾンより引用)

ネタバレになるので、あまり語れませんが
グロが一切無いので、グロが苦手な方にもお勧めです!
派手さが無いので、退屈に感じる方もいるかもしれませんが
私は物語に引き込まれました!
ラストが残念な感じがしますが、かなりお勧めです!!


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